誰もが口にしたことがあるカップラーメン・即席インスタントラーメンですが、こちらもたくさんの商品があります。醤油ラーメンや塩ラーメン、味噌、豚骨、つけ麺、油そばと種類もたくさんあり、そのままネーミングにしているものはロングセラー商品が多いように思えます。
比較的新しいカップラーメンはネーミングやパッケージにもこだわりを感じるものが多く、ついつい手が伸びてしまいます。
・具材や特徴を利用
チキンラーメン(鶏ガラのラーメン)
辛辛魚(魚粉と唐辛子が入ったラーメン)
とんがらし麺(唐辛子練り込み麺)
ローカーボヌードル(低炭水化物の意・ロカボ)
芳醇こく醤油(醤油の豊かさを表現)
激にぼ(青森津軽の煮干しラーメン)
アブラたりてます?(対話型:濃厚なとんこつ醤油ラーメン)
・連想ネーム
ラ王(ラーメンの王様)
熊本もっこすラーメン(もっこす:熊本地方の方言「頑固な人」)
どん兵衛(どん:関西弁で鈍いや不器用な意味から人間の豊かさを表現)
ごつ盛り(大きさを表現)
麺職人(全粒粉を練り込んだ麺に自信あり)
出前一丁(出前のラーメン)
凄麺鶏しおの逸品(鶏の旨みが詰まった塩ラーメン)
・コラボネーム(ラーメン店より)
もちもちの木
鬼金棒(きかんぼう)
山頭火
すみれ
鬼塩
こうしてみると様々なネーミングがあります。この他にも「とろみ」、「こってり」、「もちっと」と言ったような美味しそうな擬音を加えていたり、「匠」、「極」、「金(ゴールド)」など貴賓のある漢字も多く利用されています。
さらにネーミングだけでなく、自体・フォントにもこだわりが多く隠されています。濃厚なスープと太麺が特徴ならフォントも太くなりますし、澄んだ透明スープに極細ストレート麺なら繊細なタッチで表現しています。